生理前の下腹部の違和感の原因はPMS(月経前症候群)??
生理が近づくと
お腹のあたりがズンズンする
感じがする。
だんだん下腹部や腰、
体中の関節や筋肉まで痛くなって…
何だか熱まで出てくる。。。
こんな症状で生理前は
つらくてつらくて普段通りの生活を
おくれなくなってしまう。
こういった、生理前の体の不調を
感じているならば…
それはPMS(月経前症候群)という
婦人科疾患の症状かもしれません!!
PMS(月経前症候群)の症状でもある
こういった生理前の
・胸の張りや痛み
・腹部・下腹部の違和感や痛み
・足の付け根や腰の痛み
・体のだるさや発熱
は生理前に多く分泌される
女性ホルモンの働きによって
起こってきます。
排卵~生理開始までに
多く分泌される女性ホルモン
黄体ホルモン(プロゲステロン)には
痛みや炎症を引き起こす
プロスタグランジンという物質の
生成を増加させていしまう作用が
あります。
この生理前の腹痛をひきおこす
プラスタグランジンは、
黄体ホルモンの刺激で子宮内膜で
多く作られます。
このプラスタグランジンには
・痛みを脳に伝える
・炎症を引き起こす
・子宮を収縮させる
などの作用があります。
実はこのプラスタグランジン
痛みや炎症を起こすなど悪さをするだけ
ではなく、
生理や出産の際に子宮を収縮させて
スムーズに赤ちゃんや経血を排出させる
作用があります。
ただこのプラスタグランジンが
子宮内膜に過剰な場合には、
こういった生理前・生理中の
腹痛(生理痛)や腰痛などを
引き起こします。
実際に、生理痛がひどい女性は
生理痛の無い女性よりも、
月経血中のプロスタグランジン量が
多いことが分かっています。
また、
プロスタグランジンには炎症作用
があり、炎症によって発熱やだるさを
感じやすくなることがあります。
このプロスタグランジンの過剰は、
黄体ホルモンの過剰によって
引き起こされると考えられています。
生理前の下腹部の違和感を改善する方法
黄体ホルモンの過剰で
プロスタグランジンの過剰が
起こっていると考えられています。
では、こういったメカニズムで発生する
困った生理前の症状を改善するには
どうしたらよいでしょうか??
これは、
女性ホルモンの乱れを改善することで
生理痛や生理前の腹痛・腰痛などを
改善することができます!
婦人科ではこういった
PMS(月経前症候群)の治療に
低用量ピルのホルモン療法が
よく行われます。
確かに低用量ピルを服用することに
よって、黄体ホルモンの量が一定になり
こういったプロスタグランジンの過剰は
起こらなくなることが多いです。
しかし、低用量ピル自体の副作用が
他の症状…
たとえばむくみ・体重増加・吐き気
頭痛・命に係わる血栓症などの症状
が表れてしまう事も多いんです。
それは、「低用量」であっても
人工的な化学物質の投与ですので
女性の体内では強力に作用します。
また、実はこの「低用量」という
言葉に隠されたマジックがあります。
実はこの低用量って、
卵胞ホルモンの量が低用量なだけであり
それ以外の黄体ホルモンなどの量は
普通の量配合されています。
黄体ホルモンはプロスタグランジンの
生成を増加させる作用がありますので、
ピルではPMSの症状を抑えられない事も
あります。
また、超低用量ピル・低用量ピルと
中用量ピルは卵胞ホルモンの量
だけではなく種類にも違いがあります。
強力な作用を持つ卵胞ホルモンを
使用していても成分量が少なければ
低用量ピルに分類されます。
作用が穏やかな卵胞ホルモンを
使用していても成分量が多ければ
中用量ピルに分類されます。
ピルの副作用は大体が
この卵胞ホルモンの作用によるものです。
見かけ上少ないだけで、
低用量ピルはカルピスの原液を
飲んでいるようなものなんです。
結局は水で薄められたカルピス
中用量ピルを飲むのと
薬の量は同じだったりします。
★ピルを飲んでもPMS(月経前症候群)が
改善しない。
★ピルを飲むとひどい副作用があった
というのは、
こういったメカニズムのせいだったんです。
では、黄体ホルモン過剰
プロスタグランジン過剰からくる
PMS(月経前症候群)の症状を
改善できるのでしょうか??
それには、チェストベリーという
生薬が良いとされています。
チェストベリーには黄体ホルモンの
過剰や不足を調整し、
女性ホルモンの乱れを改善する
効果があります。
このチェストベリーはドイツの
厚生労働省にあたる機関で
有効性と安全性を認められている
優秀なPMS改善成分です。
もし、あなたが黄体ホルモン過剰
プロスタグランジン過剰からくる
PMS(月経前症候群)の症状に
苦しんでいるならば…
ぜひチェストベリーをお試しください!!