女性は生理前にイライラする??

 

生理前になると、体がむくんだり

太りやすくなってゆううつ。

 

生理前になると気分が落ち込んで、

イライラする。。

 

生理前に下腹部痛や頭痛、

吐き気などがつらい。。。

 

そういった症状に悩まされている女性って、

最近増えているそうです。

 

そういった生理前のつらい症状を、

PMS(月経前症候群)といいます。

 

生理前のイライラなんて病気じゃないでしょ?

 

って思う方もいらっしゃると思いますが、

日本産科婦人科学会でも認められている

婦人科疾患(病気)なんです。

 

PMS(月経前症候群)はきちんと対応して行けば、

改善すると考えられています。

 

PMS(月経前症候群)を正しく知って、

正しく対応して行きましょう!!

PMS(月経前症候群)は乗り物酔いに似ている??

 

突然ですがPMSの症状の出方って、

乗り物酔いに似ているなーって

私は思うんです。

 

おなじ乗り物に乗っていても、

全く酔わない人がいる一方で、

ひどく酔ってめまい頭痛吐き気

嘔吐してしまう人もいる。

 

PMSも同じような年齢、体形

生活習慣の方でも、

症状が出る方と、

全く症状のでない方がいます。

 

その違いってなんでしょうか?

 

その人の生まれ持った体質

その時のストレス状態体調等の、

要因が考えられます。

 

また乗り物酔いのように、

自家用車は酔わないのに、

バスは酔う。

飛行機は酔わないのに、

は酔う。

生理前生理の時期は、

何だか乗り物酔いをする。

 

…など、同じ人でも状況が違うだけで、

症状のでかたが変わるというのも

PMS(月経前症候群)の症状に

共通してみられます。

 

たとえば、友達と楽しくおしゃべりしている時は、

PMS(月経前症候群)の症状が出ない。

 

仕事中は、PMS(月経前症候群)の症状を抑えられるが、

家族の前ではコントロールがまったくできなくなる。

 

本人にとっては、コントロール不可能なことですが、

場面ごとに症状が出たりでなかったりというのは、

周囲の人に誤解を生む原因になりますよね?

 

PMS(月経前症候群)と乗り物酔いの違い

また、PMS乗り物酔いは違うと感じる点もあります。

 

乗り物酔い大多数の人が経験する事であり、

また嘔吐など目に見える症状があるため、

理解してもらいやすい疾患です。

 

逆にPMS(月経前症候群)は、

男性には経験しようのない症状です。

 

また、目に見える症状も少なく

様々な症状が入れ替わり表れるので、

曖昧なものととらえられがちです。

 

そして、

女性の敵は女性というように、

軽度のPMSを経験した女性が、

「PMSなんて大したことではない」

っと公言してしまう事で、

周囲の誤解がさらに深まってしまう

という事もあります。

 

PMSは女性の人生に深く関わっている

 

生理などの女性特有の働きは、

女性のふだんの生活の中にも、

密接に関係していると考えられています。

 

家族関係がうまくいかない。

恋愛関係がうまくいかない。

夫婦関係がうまくいかない。

子育てがうまくいかない。

 

という問題を抱える女性の中で、

本人は気が付いていなくても

生理前のPMS(月経前症候群)

深く関係していることがあるのではないか、

と考えられています。

 

精神症状が強いPMS(月経前症候群)を

PMDD(月経前不快気分障害)といいます。

 

PMDD(月経前不快気分障害)を発症した女性は、

周囲との人間関係が上手くいかず、

仕事も家庭も手放さざる負えなくなってしまう

という女性が多いそうです。

 

PMS(月経前症候群)を

「生理前のイライラ」と軽く考えていると、

人生さえ悪い方向へと進んでしまう、

可能性があります。

 

PMSPMDDも、悪化させず、

症状に気づいたときに

早めに改善することが大切です。

 

あなたの一度きりの人生です!

人生は長くても100年!!

今あなたはどのくらいの年月を

過ごしてきましたか?

 

病気に煩わされている暇なんてありません。

 

あなたに合ったPMS(月経前症候群)の症状を

改善する方法を一緒に探してゆきましょう!

 

生理前のイライラ症状を改善するには?

 

生理前のイライラ等の精神症状は、

様々な要因が複雑に絡み合って

発症していると思われます。

 

ひとつの大きな要因は受験仕事子育てなどの

外的な要因により、多大なストレスを受けて

自律神経ホルモンバランスが乱れているためと

考えられます。

 

またも一つの要因は、生まれ持った遺伝的な体質により、

ストレスの感受性が高い、またはストレスの処理能力が低い

もしくはその両方であるという事が考えられます。

 

単純に言ってしまうと、ストレスがある環境

またはストレスを感じやすい性格

そのストレスを引きずりやすい性格などが

大きな原因であるという事です。

 

でも、外的な環境のストレスを取り除くのは

容易ではありません。

また、生まれ持った性格を変えるという事も

大変難しいことです。

 

しかし、こういったストレスを受けやすい性格を

決定付けている、脳内で分泌される物質を変化

させることは可能なようなんです。

 

この脳内で分泌される物質の中に、

脳内幸福物質と呼ばれるセロトニン

という物質があります。

 

このセロトニンは脳内で情報を伝達する

重要な役割を果たし、

セロトニンが減少するとイライラや

気分の落ち込み等をまねきます。

 

生理前卵巣から分泌される

黄体ホルモンは、このセロトニンの働きを

抑制してしまうことが分かっています。

 

生理前イライラするというのは、

黄体ホルモンの働きによって、

セロトニンがうまく働かなくなって

しまっている状態だと考えられます。

黄体ホルモンの過剰分泌などの

女性ホルモンの乱れが、

過剰にセロトニンを抑制してしまっている

考えられます。

 

生理前セロトニンの抑制と、

もともとのセロトニンが働きにくい体質

複合的に作用すると、生理前のひどいイライラなどに

つながってしまいます。

 

セロトニンの量を増やすには、

朝目が覚めてすぐに直射日光を浴びる事が良いそうです!

というのも、セロトニンは日光を浴びないと

生成されないんですって。

 

また、運動もセロトニンの分泌を

促すと考えられています。

 

つまり、朝のジョギングやウォーキングなどが、

セロトニンを増やすのに最適なんです。

 

 

また、過剰な黄体ホルモンなどの女性ホルモンの乱れは、

PMS(月経前症候群)を改善するサプリメントが最適です。

 

ピルなどと違い即効性や強い作用がない代わりに、

強い副作用もなく体に穏やかに作用します。

 

私も、現在は規則正しい生活習慣を心がけながら、

こういったサプリメントを上手に活用することで、

かなりPMS(月経前症候群)のつらい症状を緩和できています。

 

あなたのの体質や症状に合ったPMS(月経前症候群)の

改善方法を一緒に見つけてゆきましょう!