PMS(月経前症候群)と肥満・痩せすぎなど体形との関係
生理前の…
イライラ・気分の落ち込み
体のだるさ・体調不良・疲労感
むくみ・頭痛・下腹部痛などの
つらい症状を
PMS(月経前症候群)と
いいます。
女性の肥満や痩せすぎなどの
体形と、PMS(月経前症候群)には
深い関係があるとされています。
と言うのも、
PMSは月経前症候群という名の
通り女性の月経に関連する疾患
なんです。
こういった月経をコントロール
しているのが、女性ホルモンです。
この女性ホルモンの多くは、
女性の生殖器である卵巣から
分泌されています。
しかし、この卵巣以外にも
女性ホルモンを分泌する場所が
あります。
それは、副腎、肝臓、脂肪組織です。
そして、同じ卵胞ホルモンの
エストロゲンでも
実は種類が3種類あります。
①エストラジオール(E2)は
一番効果の強いエストロゲンと
も言われており…
閉経前の卵巣から多く分泌され
月経や排卵などをコントロールする
主なエストロゲンです。
②主に脂肪組織で作られるエストロン(E1)
卵巣から分泌されるエストラジオールが
分泌されなくなった閉経後に
主なエストロゲンとなる。
高値になると乳がんリスクが増し
悪玉エストロゲンと呼ばれる
卵胞ホルモンです。
③エストリオール(E3)は
エストロン・エストラジオールから
肝臓で作られるエストロゲンです。
乳腺や子宮に対する刺激が弱く
作用が穏やかです。
乳がんに対する抗がん作用もあり
ホルモン補充療法にはこの
エストリオールが使用される事が
多いそうです。
エストロゲンは分泌される場所や
種類によって働きや作用の強さが
変化する女性ホルモンです。
脂肪組織から多く分泌される
エストロンは悪玉ホルモンともいわれ
乳腺に対する刺激が強いために
乳がんのリスクが上がると考えられています。
太りすぎ・痩せすぎは生理前のPMS症状を悪化させる
肥満の女性には
脂肪細胞がたくさん存在しているので
この悪玉エストロゲンである
エストロンが過剰分泌されてしまう
と考えられています。
それは、乳がんリスクだけでなく
PMS(月経前症候群)も
悪化させてしまう作用があると
考えられています。
ですので、
ご自身が太りすぎである
または体脂肪が多い(隠れ肥満)
と自覚されている女性は
まず脂肪細胞を減らす努力を
してみましょう♪
しかし、
痩せすぎもこういった脂肪細胞からの
女性ホルモンの分泌が減少し
月経不順や生理前のPMSを
引き起こすといわれています。
また、子宮は体の中心にあるのですが
循環器的にみれば手足と同じような
末梢器官に当たります。
これは、
循環器が命に係わる脳や心臓や肺などに
優先的に酸素や栄養を届けるように
できている為です。
子宮などの生殖器は、
よっぽどの余裕がないと
正常に活動しない器官です。
(これほど飽食の時代では
忘れられてしまいがちですが)
明治時代位までは、
月経が毎月決まってあるという
女性は少なかったそうです。
ですので、
冷えや栄養不足・肥満による
血行不良などで、簡単に働きが休止
してしまう器官なんです。
ですので、PMS(月経前症候群)を
はじめとする婦人科疾患を
改善するためには、
まずは適正な体重・体脂肪率を
保つことが重要です!!
また体にはホメオスタシス(恒常性)と
呼ばれる働きが備わっていて、
一度月経が止まってしまったり
女性ホルモンが乱れてしまうと
自然に正常な状態に戻ることは
稀だといわれています。
その場合は、
婦人科などのホルモン療法などで
女性ホルモンの乱れを根本的に
改善する必要があります。
もし、心当たりがありましたら
早めに婦人科を受診することを
おすすめします。
PMS(月経前症候群)を改善すると体形も改善する??
ここまでは、
体形がPMS(月経前症候群)に与える
悪影響についてお伝えしてきました。
ここからは逆に、
生理前のPMS(月経前症候群)が
体形に与える影響について
お伝えしてゆこうと思います。
PMS(月経前症候群)の原因の
要因として、女性ホルモンの
過剰や不足が関係していると
考えられています。
これらによって、
生理前になるとさまざまな
つらい症状が表れることが
知られています。
PMS(月経前症候群)は
公認されているだけでも200以上の
症状があるといわれています。
また、女性の数だけPMSの症状が
有るといわれるように千差万別な
症状があります。
その中でも、
食欲や体形に関する症状も
多く報告があります。
◎肥満を悪化させる症状
食欲増加・過食・異食・味覚の変化
胃酸の増加・甘いものを好む・
油っぽいものを好む
全身倦怠感・疲労感・体調不良・
不定愁訴
イライラ・ストレスを感じやすくなる
幸福感を感じにくくなる
◎痩せを悪化させる症状
食欲不振・異食・味覚の変化
胃痛・吐き気・神経衰弱・便秘
全身倦怠感・疲労感・体調不良・
不定愁訴
イライラ・ストレスを感じやすくなる
幸福感を感じにくくなる
こういってみてみると、
肥満や痩せを増進させる症状に
共通するものも多いんです。
PMS(月経前症候群)の時期は
黄体ホルモンの働きで、
胃酸が出やすくなると言う症状が
あるのですがそれが、
食欲増進につながる人
胃痛や吐き気につながる人
の両方が存在するようです。
そしてその両方が以下のような
悪循環を生んでしまいます・
PMSによる肥満⇒
肥満によって女性ホルモンが乱れる
PMSによって痩せる⇒
痩せたことで女性ホルモンが乱れる
これらのPMS(月経前症候群)の
症状を把握してコントロールして
行くことが重要です。
PMS(月経前症候群)の症状を
改善するには、PMS改善薬を
おすすめします!
というのは、
PMS(月経前症候群)の症状に
苦しんでいる女性と言うのは
水におぼれている人と同じ
だと思うからです。
水におぼれている人に対して
「おぼれないように準備体操を
してね!」
「水辺に近づくとあぶないよ」
とアドバイスする前に…
まずは助け舟を出して、
水から救出する事が
先決です!!
PMS改善において
この助け舟になるのが、
PMS(月経前症候群)の改善薬や
サプリメントだと感じています。
実際に私自身こういった
PMS改善薬で症状が改善して
日常生活がかなり楽になりました。
このおかげで、
PMSがひどかったころは
考えられなかった運動や
ダイエットをはじめたい…
という意欲もわきあがってきました。
そうして、
太る⇒女性ホルモンの乱れ
という悪循環から抜け出し、
PMS(月経前症候群)が良い方へ
良い方へと改善して行きました。
ですので、
PMS(月経前症候群)を改善したい
けれど、まず何から始めたらよいか
分からない…
という女性もまずはPMSに改善効果の
確認されている有効成分の摂取から
始めることをお勧めします。
私のお勧めは
ルナテアというホットドリンク
タイプのPMS改善薬です。
PMSに改善効果の認められた
有効成分をたくさん含みながら、
甘酸っぱいハーブティーのような
味で満腹感もあります。
生薬は化学薬品に比べ
体に吸収されにくいので、
こういったホットドリンクで
摂取すると体に吸収され
やすいんです!!
美味しいお茶でPMSを
改善できるなんて
一石二鳥です♪